アナタと私の距離



「あー、やっぱさみぃな」


「だね…」



もう4月なのに…


「こうしたら、少しは温まるんじゃない?」

って言って彰平くんは自分のポッケに繋いでいた手を入れた。



あたしと彰平くんの距離
13cm




「あったかい…」


「だろ?カイロ入ってるから」


カイロ入ってるんだ…
あったかーい…





そして、駅に到着。


「彰平、おせーよ!」


「りぃ、遅ーい!」


「「ごめん(ね)!!」」


「ちょいとちょいと、りぃさんや」



って言って、真那と美樹があたしを引っ張った。


「え、なに!?」


「彰平と何してたの?」


何してたって…




「バンソコ貼ってもらった」


「「それだけ!?」」