アナタと私の距離




風が当たって痛さが増すから、泣きそう…


「駅までちょっと我慢できる?」


もうすぐそこだもんね!


「すぐだから大丈夫!」


「じゃ、ちょっと我慢してて」


「うん!」


痛いー…


けど我慢!!


そして、駅に到着。


そしたら彰平くんは真っ先に美樹の所へ行き
あたしは、ゆっくり歩いてた


「ねぇ、美樹ちゃん!」


「なに?彰平」


「列車の時間まであと何分?」


「えーっと…20分ちょい」


「了解。ちょっとりぃ借りてくから」



って言ってあたしの手をひいて

また外へ…