「姐御───!!」


うさぎが振り向いた。

このまま、腰に抱きついてしまおう。

仲良しサン同士なら、自然な行動だ。

うさぎリサーチ完了…


「だーめー
うさちゃんは俺の!!」


「‥‥‥チっ」


…失敗かよ。

突如として現れたストーカーが、うさぎをガードした。

てか、ドコから湧いた?

とりあえず、視界には入ってなかったよね?

ドコで見てた?
どんなスピードで移動した?

祥子はストーカーの真髄を垣間見た。