ゴスロリ少女と愉快な不良たち



「ー…か、買うよ!!」

「わぁー!うん!!ほんとーに美味しいからね!」




そういうと、母親らしき人のところに走っていった。




「(さて、イチゴのタルトだけ買って帰るか…)」




結局、お菓子しか買わなかった…。いつもならもっと買うはずなのに。




「ありがとうございましたー…」




「(このあと、どこにも寄らないで帰ろうかなー?でも、これだけじゃあ、お腹すいちゃうかな?)」



コンビニを抜けて、家の方向に足を進めていく。でも、私の足音と゛もう一人の足音″がするー…。





「(ー―…もしかして、つけられてる?)」