奥にはデカめのソファーと長机がおいてあった。
「(学校の敷地内にこんなのつくって良いのかな…?)」
「………………………いねぇな」
「………………………え?」
「………しゃあねぇな。帰ってくるまで待つか」
蓮は近くに合ったデカメのソファーに座った。
「(あたしも、座っていいのかな…?)」
なんて、迷いながら端に座ると蓮があたしの事をガン見。
あたしは、なにかしましたでしょうか…?
「……なに?」
「………遠くね?」
「…………は?」
「もっとこっち来いよ」
捕まれた手首。
「ぁっ!」
バランスが取れず蓮にダイブする形になってしまった。
「……(痛い…)」

