倉庫の奥に螺旋階段があった。どうやらこの上にいるみたい。
「あのさ…」
「なに?」
「その、蓮って人とあたし関係あるのかなぁ〜って…」
「………多分、ある」
ある。
あたし、本当に何したんだぁ―!もしかしてあれ?この前ぶつかった人で、『お前のせいで肩使い物にならなくなったんだよ…どお落とし前つけてくれる気だ?あ?』
「(こ ろ さ れ る!あたし、絶対に殺される!もう、無理だぁ!!)」
「……なに、踊ってんの?」
「え?…あ、いや、なんでも…無いです」
「………発狂してんのかと思った」
発狂…どんな躍りを踊っていたあたしっ!恥ずかしすぎる!!
もう、死にたい…
恥ずかしすぎて死にそう…。

