手元を見ると半分以上の資料があった

愚痴愚痴言う事もなく軽々と持ち上げている



「倉本も大変だなっ!女の子にこんな重いもの待たせるなんて…なんて教師だっ!」

「…ふふ」



彼の言葉遣いについつい笑ってしまう



「あーっ!今笑ったな!倉本はいつでも笑っていた方が可愛いぞっ」



あ、

君はズルい


いつもそうやって笑う


その笑顔が大好きだよ

君は何回私の心を動かすの…?



また1個、

ほら、

また1個と

君が好きという気持ちが 増エテ行ク…