横を振り向くと、男の子は真剣に黒板を見て、ノートをとる行為を繰り返していた。
いま喋りかけると、

迷惑……??


そういえば、名前だって知らない。。

「あ、、の、、[キーンコーンカーンコーン]


あたしの声と、チャイムがかぶった。



皆が一斉に立ち上がる。



「キリーっ!れーい!」



一気に騒がしくなる教室。



隣の席の男の子は、まだノートになにかを書いている。





お礼するチャンス…??