「じゃあ行くか」 会長が言って、みんなが歩き出す。 私も沙希ちゃんの隣に並んでついていく。 「かわいいね。服」 沙希ちゃんがにっこりと笑いながら言った。 「だって、どこ行くのか聞いてなかったし…」 「似合ってるよ」 頭を撫でられて、顔が熱くなる。 「子供扱いしてる?」 「あ。ばれた?」 「…ひどいぞ!」 「かわいいのは本当だよ」 沙希ちゃんはお腹を抱えて笑いながら言った。 私は少しむくれた。