■□次の日■□


「あ!副会長!いいところに」

笑顔の風紀委員長が、私に声をかけた。


「嫌な予感しかしない」


私は振り向いて、風紀委員長を睨む。


「まあまあ。
これ、会長によろしく。ちょっと急いでるんだ」


そういって颯爽と行ってしまった。


予感的中…。


「はぁ…」


渡された紙を握りしめ、生徒会室へと向かった。