*** 「萩原!ノート集めてくれ」 「わかりました」 5限の後、先生は言った。 笑顔で答えた生徒会長。 よくやるよな…。 私は会長を見てため息をついた。 先生からも絶大な信頼を得ている彼だ。 「夏村、ノートある?」 突然、笑顔の会長が目の前に現れる。 私は無言で手渡す。 ちなみに、彼が私を名字で呼び捨てなのは、私が副会長だから。 他の女子は名字でさん付け。 奴の下で働くなんて…。 と日々後悔する私だ。