言い過ぎた…? いやいや、本当のことだし。 何を思ったのか、いきなり肩に手を置いて、強く押される。 顔が近…。 「ちょっと待っ!……」 力を入れても微動だにしない腕。 触れる冷たい唇。 唇が離れて、ようやく肩も解放された。 「言うなよ?」 ニヤリと口の端を上げて笑った会長。 「…お疲れさまでした!さようなら!」 私は生徒会室を飛び出た。