*** 「会長…」 来ないな…。 私は鏡に背中を預けて座り込んでいる。 一人でいると、どんどん不安が募る。 それに今見ると、ここは少し暗い。 意識しちゃだめ…。 わかってるのに、どうしても目に入る。 指が、小刻みに震える。 私はひざを抱えてため息をついた。 あんまり人気じゃないのか、人はいない。 辺りは静まり返っている。 「…だめだな。 また会長に助けられちゃう…」