運良くベンチが空いててよかったなぁ…。 私は息を吐き出しながら、手首のフリーパスを回転させる。 しかし、疲れた…。 絶叫系ばっか乗ってるからね…。 「ねぇ、君一人?」 突然、二人組の男子が私の前に立つ。 「……」 私は二人を睨む。 「そんな怖い顔しないで。 よかったら一緒に遊ばない?」 「一人じゃない。いる」 「でも、今いないじゃん」 「待ってるように言われた」 私は自分の鞄をギュッと握って、二人を睨み続ける。