「元気じゃなかったよ!
姫に会えないし!
姫を封じたって聞いた時は、あのカッコつけ黒鬼と大喧嘩して、島2、3個吹っ飛ばしちゃったンだから!!」
「すまなかったな。
だが、あの者を責めるな。
妾が望んだ事じゃ。」
たかがケンカで島吹っ飛ばされちゃ、ヒトは安心して生活できねぇよ。
だが、景時にとって重要なのはソコじゃない。
視界を奪われて少し冷静さを取り戻した頭に、胸に、彼の知りたかった、彼の知らないうさぎが突然投げ入れられた。
うさぎは『カッコつけ黒鬼』に封印されていた。
しかも、それを望んだのはうさぎ自身…
「うん、聞いたよ。
何があったのかも。
なのに…」



