その様子を眼鏡の奥の暗い目で見ていた水原が、ゆっくり口を開いた。 「君は、どうしてオニと一緒にいるんだ?」 「そりゃ、うさぎが好きだか」 「愚問だったか。」 最後まで聞けよぉぉぉぉぉ!! 溜め息を漏らして首を振る水原に、景時は拳を震わせた。 「うさぎさん。」 水原の鋭い視線が、景時の背後から少し顔を覗かせるうさぎに移った。 景時が躰中の筋肉を緊張させ、薫までもが彼らの間に立ち塞がろうと動く。