「俺は適合者だとか言われて、ヤバいウィルスの実験台にされたンだと思うケド。 傘のマークの製薬会社に。」 …ソレ、なんてバイオ○ザード(映画版)? 祥子は吹き出しそうになって…やっぱり吹き出した。 大吾も一緒に笑い出す。 うさぎはフツーじゃない。 景時と薫は、それを知っているのだろう。 だが、別に構わない。 詮索しようとも思わない。 彼女は綺麗で、真っ直ぐで、純真で、その上男前な、自分たちを救ってくれた友人なのだから。