混乱してきた大吾の頭に、聞き慣れた緊張感のない軽い声が響いた。 「あー、大丈夫、大丈夫。 そのくらいじゃ、人間死なねーから。」 「ダレだ、テメェ!!」 「ドコから湧いた?!」 「確か裏口にも見張りを…」 「湧くとか、ヒドくね? 裏の人なら寝たみたいよ? よっぽど疲れてたンだねー。」 乱入者に血相を変える男たちに、さっきも聞いたようなセリフでにこやかに答える景時が立っていた。 その足元には、既に数人の男が転がっている。