「なんで海来たの?」 「……」 私の質問完全にしかとして、龍希はスタスタと進む。 「…ふん、」 さすがの私もちょっとイラッとして龍希の歩調に合わせずに、自分の歩調でゆっくりと歩いた。 だから、二人の差はどんどん開く。 心の差も開いてる気がする。 なんかあったんなら、言ってよ…。 誰にも聞こえないぐらい小さい声でそう呟いた。