その日、龍希とわかれてから、喧嘩をふっかけてきたのは5人組の男。 もちろん、私は何の躊躇いもなくやっつけた。 最近では、女だけじゃなくて男まで喧嘩を売るようになってきた。 だけど、私ももう成長していたし、簡単に男もやっつけられるようになっていた。 「お、覚えてろぉぉおお!!」 負けた男どもが後ろで叫んだ。 「はッ!!」 それを私は鼻で笑ってその場を去った。