素っ頓狂な声を出したのは銀髪のお兄様。 「き、君襲われたの!?大丈夫!?」 そして私の方へ歩み寄って心配してきた。 「あ、大丈夫…です…」 見知らぬ人に襲われたり、心配されたり… 一体何なんだこの人たちは。 「ってか、あなたたち、誰ですか?」 私の質問は静寂に飲み込まれた。