煌く夜に





ぽけーっとそんなことを考えていると、前にいた少年が立ち上がった。



「…?」



私の目の前まで来た少年は私を見下ろす。



あまりにも綺麗すぎる漆黒の瞳に思わず吸い込まれそうになる。





ドサッ




「!?!?」




何が起きたのかわからなかった。




私の上には少年がいて、少年の後ろには天井が見える。


つまり、私は今少年に押し倒されたってこと!?