――――――… 「……んぅ…」 目が覚めると、真っ白な天井が広がっていた。 「目が覚めたのか?」 右側から聞こえた低い声に私は体を起こす。 そこにいたのは、とっても綺麗な少年。 さっき私のことを助けてくれた、少年。 「あ、の…さっきはありがとうございました」 私はぺこっとお辞儀をする。