煌く夜に




そんな私と龍希の出会いは、お互いが中学3年生になってからだった。






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「あたしに喧嘩売ろうなんて100年早ぇんだよ」




路地裏に複数の人影。



中学3年の始業式の日の帰り道。



この前どっかで喧嘩売ってきた女が仲間を連れて私に再度喧嘩を売りにきたのだ。


しかも、私が一人の時を狙ってきやがった。



ふん、一人じゃ何も出来ないからって卑怯な奴。