そして、私は… 真っ赤な髪の毛に短いスカート。 胸元には蝶柄の刺青。 「…で、今日走るの?」 「あぁ」 「やった~!!」 龍希は私の頭をくしゃっと撫でる。 「お前は相変わらずはしゃいでんな」 私よりも、幾分か大人に見える彼。 精神的に彼のほうが大人なんだ。 だから、素直に甘えられる。