「……ん?」 駅につくと、なにやら人だかりが出来ている場所があった。 私は、野次馬たちに紛れてその中心を見ようとした。 「だ、誰か警察呼べ!!」 「き、救急車!!!」 野次馬どもが叫ぶ。 その光景を目にした瞬間、私の目はその男にくぎづけになった。