「そ、それって何時くらい……」 「ねぇ、英語の訳見せてくれない?私、今日当たるんだよね」 私の質問は軽くスルーされ、次の話題に移った。 あまりの不自然さにも関わらず「あ、うん」となんの躊躇いもなく麻衣にノートを渡す私は人に流されやすい人なのだろうか…。 「ありがと」 麻衣がノートを返してきたのは4時間目が終わった時だった。 「ってか、今日購買なんだけど、いい?」 「大丈夫だよ~」 昼休みになって私たちは購買へと足を運んだ。