――――――… 「おはよー」 学校につくなり麻衣に声をかける。 「あ、おはよ!!」 麻衣は元気よく椅子から立ち上がる。 そして、私の席まで来ると私の机に座った。 「昨日、大和くん見たよ」 「嘘!?」 麻衣の口から発せられた言葉に思わず教科書を落としてしまった。 「うん。んで、雑談してバイバイした」 麻衣は簡潔に話を終わらせた。