あれだけのコトをさせておいて・・・・・・・・ この仕打ちは酷すぎる。 「じっ、冗談じゃないわよ!あんな恥ずかしいコトしたのに・・・・!」 「だって言ったでしょ、アリス。お互い様って。」 それもそうだ。 「じゃあ、何すれば鍵くれるのよ?」 しまった・・・・ また言ってしまった。 案の定、さっきまでかわいこぶっていたピンクの猫は、その整った顔をニヤリと引き攣らせるのだった。 .