桜が散っていく姿を、 ずっと瞳で追いかけて。 いつの間にか、周りの人は立ち上がって拍手をしている。 つられて立ち上がって、慌てて拍手をする。 そんな、ある4月の入学式の日。 体育館から出るときに、見つけたんだ。 何も、ほかと変わりはないけど。 そこだけ、光っていた。 目には見えない光で輝いていた。 不思議なことに。。。 ひきつけられたんだ。 そう、それが君でした。