「…1年生のころから、ずっと、陸斗の
 ことが好きで…///」
「はっ!?」
1年のころから…?
俺のことを?
嘘だろ…………
「やっと仲良くなれたのに……だけど、
 大好きな陸斗が傷つくなら…
 自分の気持ちを閉じ込めたほうが
 いいんじゃないかって思って…っ」
ギュッ
さらに俺は強く抱きしめた。
「…よかった…俺、失恋したかと思った」
「へっ!?何で?」
「屋上で、好きな奴いるって言ってたのも
 聞いたし、嫌いって言われたからな」
あの時はショックで
立ち直れなかったんだからな!
「っ!…ごめん。けど、教室に来てくれた
 時とか、嬉しかった。」
えっ?
嬉しかった?
「…じゃあ、何であんな顔したんだ」