俺はミカの手を引き
マンションの階段を昇った。





ミカの部屋は、3階。


昇れない距離ではないけれど、
たどり着いた時には
2人とも息を切らしていた。





「「どういうことだろう」」


2人は、
話し合った。


「もう会うの、やめよう?」
 

ミカは、俺に言った。


「会いたい」


「でも...ツグミにも、シンイチにも
良くないからさぁ。」


「考えさせてくれよ...」