言われてよく見てみると、同じような服装、同じような化粧、同じような髪型…… 確かに、お姉ちゃんが私に施したのは、お姉ちゃんとそっくりだった ……これ、並んで歩くの? 絶対、お姉ちゃんと比べられて、惨めな感じになるんだよ… ……周りは、絶対そう思う 「李依子、もっと自信持ちなよ」 「……………、」 「大丈夫、李依子は可愛いよ」 「……お姉ちゃんのが可愛いよ」 恥ずかしいので、この話は終わり お姉ちゃんはニコニコしながら私を見て、「じゃ、行こっか」と、手を引いて家を出た