シンデレラの魔法






「あーっ、やっぱ似合う!可愛いよ、りぃ」





着替えた私を見て、「可愛い、可愛い」と連呼し、うきうきとしながら化粧道具を手にとった





「お姉ちゃん?…まさか…、」


「さっ、次は化粧だよ!」


「やっぱり……」





もう抵抗するだけ無駄だと思い、大人しくお姉ちゃんの前に座り、されるがままになる





「りぃは基がいいからねー、あんまりイジらないようにしなきゃ…」





そんなことを言いながら私に化粧をしていくこと数十分



満足したのか、私を見ながら満面の笑みを浮かべ、私を鏡に向けた




…………………、