逃げられないと悟って、大人しく顔を洗って歯を磨いて、お姉ちゃんの部屋に戻った お姉ちゃんは、化粧品を出していて、私に気づいたら微笑みながら、手に持っている服を差し出した 「はい、これに着替えてね!」 「………うん」 お姉ちゃんが渡してきたのは、シフォン素材のブラウスと、ジーンズ素材のノースリーブジャケット、下はジャケットと同じ素材の短パン それからオーバーニーソックスを履いた いやな顔をしながらも、せっかくお姉ちゃんが選んだんだから……と思い、素直にその服に着替えた