約束の花冠



_日向side_


久しぶりに会った美優ちゃんは・・・


昔よりも綺麗になった。




前は可愛いだけだったけど。

なんかこう・・・・大人っぽくなったな。



ドキドキドキ・・・

心臓が早くなる。
やっぱり俺、美優ちゃんが好き・・・。



「で、だよ!!それで私の家きて・・・
なんで、親と連絡繋がんなくなっちゃったの?」


俺が考えていたら、美優ちゃんがそう聞いてきた。

それ・・・・・俺の口からいうの?



「えっと・・・」


チラリ、要のほうを見る。


すると、「言えよ★」とウインクしてきた。

・・・昔と変わってない。やっぱりサイテーだ。



しょうがない。言うか・・・



「・・・お母さんに、『今、美優ちゃんきっと寝てるから・・・
 手ー出し放題よ♥あ、だからといってエッチなことしろっていってるわけなじゃいの、寝顔がいーっぱい見られるわよ』って・・・・・言われて・・・・」



自分でも分かる。


顔がみるみる赤くなっていくのが。

恥かしくて、俺は俯いた。



一方、要はそんな俺をみてニヤニヤしてる。

くそ・・・・恥かしい・・・・。



・・・美優ちゃん、俺のこと引いちゃったかな??

少し怖くなって、目だけをチラっと美優ちゃんに移した。



・・・ら、美優ちゃんも俺に負けないくらい赤くなっていた。



「み、美優ちゃ・・・・」


「へ、変態日向っ!!バッカじゃないの!?」


”美優ちゃん、そんなに顔真っ赤にして怒っても
可愛いだけだよ?”


声に出して言おうとしたけど、やめといた。


なんでって・・・


要がからかってくるから。




・・・・要も美優ちゃんが好きなくせに。

俺と美優ちゃんが喋ってるのみて面白そうにしてるけど。



本当の本音は、悔しいくせに。
みえみえだよ、要の考えてること・・・・