++++++++++ 駅のホーム。 私たちに光のシャワーが降り注ぐ。 私を数分後に運んでいく電車がホームに到着した。 本当にお別れの時間が来てしまったんだ…。 私は電車を呆然と眺める。 そこに、あなたの 「………おいで」 たった三文字の言葉。 なのに、私の心臓は煩いくらいに鳴り響く。 全身が心臓になったみたい。 ―――抗えない。 私はあなたの胸に飛び込んだ。 あなたの手が私の頭を優しく撫でる。 「次は俺が逢いに行くから。待ってて」 そう言って、私の身体を離し、触れるだけのキスをした。