キミの好きなところ。

 


あれから1年経った今も。



「―――何?」



あなたの手に見とれていた私に、あなたが気付く。



「な、何でもないっ」



咄嗟に私は否定するけど。



「―――そんなに、俺の手が欲しい?」



ドキッ!



バレてる…!



あなたは楽しそうに、私をからかうような表情で笑う。



「欲しい、って言ったら、触れてあげるよ?」