「えっ、……今、幾つって言いましたっ?!」

「はい、C65になります」

「………はい?」


アンダーとトップのサイズを自宅で測っていたけど

自分で測ると背中が丸まるから正確じゃないらしくて。

ちゃんと測って貰ったら、なんとCカップだという事が判明した。

そりゃあ、Aカップのブラに収まらないわけだ。


「ホントに本当ですか?」

「はい、ご安心下さい」


30代くらいの綺麗なお姉さんの名札には

ランジェリーフィッターという文字が書かれている。

専門の人らしい。

それなら、間違いないかも。


「絢、どうだった?」


ゆずは私とは別の人に測って貰ってて、メモされた紙を手にしている。


「D70って、凄いね!」

「シッ、絢、声大きいっ/////」

「あ、ごめんごめん」


ゆずが私の手元に視線を落として、目を見開いた。


「え、絢っ、めっちゃ育ってるじゃんっ!」

「うっ////……うん/////」

「ヨシ、メンズ2人を驚かせちゃおう!」


ゆずと水着を選ぶことになった。