コンコンコン。


「……はい」


2時間半ほど勉強した所に母親が絢を呼びに来た。


「絢ちゃん、ご飯作るんだけど、いい?」

「あ、はい!今行きますね~」


母親に絢を横取りされた。

絢は勉強道具を片付けて、着ているカーディガンを脱ぐ。

そして、俺の部屋のポールハンガーに掛けられてるエプロンを身に着けて。


……ん?

やっぱり、さっきのも気のせいじゃないような……。


エプロンの紐を結ぶ絢を眺め、

何となく、気になる。


「絢」

「何?」

「ちょっと、来て」

「……ん?」


ラグの上に座ったままの俺の元に来る彼女。

そんな彼女を隣りに座らせ、手で確かめる。


「ちょっ/////やだっ/////何してんのっ?/////」

「何って、胸触ってんだけど」

「っっっ~//////」


やっぱり触った感じも違う。


「ごめん、じっとしてて」

「えっ、やだっ/////ちょっと、慧くん/////」


ブラウスの襟に指をかけて、

押し広げるみたいにして中にもう片方の手を突っ込んで。


「ちょっとぉぉぉ//////」

「シッ、母親にバレるから静かにしてろ」

「っっっっっ////////」