ある日の休日の朝、あたしは先生から起こされた。
ちなみに、先生はあたしの隣でまだ寝てくれている。


「杏、たまには出かけようぜ!」

「んんー?」

先生はまだ寝ぼけているあたしの上着を脱がした。
おかげで、おめめはパッチリよ。

「涼!?」

あたしはあの日から先生を『涼』と、ちゃーんと間違わずに呼んでいる☆

「杏、30分後には出かけるから支度して」



どーやら、今日も濃い一日になりそうです……。