あたしの旦那は保健医です!?


それは、何度も繰り返される。

決して深くはしない。

短くキスをし、また唇を重ねる。


深くなってきそうになったら唇を離す。



……今日はどうしてこんなキスなの?


あたしはいつものようなキスが欲しくなったのか、先生の首に腕を巻きつけ自分に密着させた。


「杏?」

「せん、せ、」

「足りないの?」

あたしは顔がポスト並に赤くなったのを感じた。

先生は得意の意地悪笑いをして、いつものような激しいキスをしてきた。