涼side 俺は今、むかついてる。 何あの杏の笑顔。 何あの杏の隣の男。 杏は可愛いって自覚ないってか警戒心とかがなさすぎるから…… あーあーあー、 俺は香水臭い女に囲まれながら杏をチラチラ見てた。 「杏様、今度僕とデートしませんか?」 「え?」 「お食事くらいなら、ダメですか?」 「あ、お食事なら大丈夫かと…」 大西財閥の息子だと思われる恭という男は、杏の応えにとても喜んでいる。 むかつく