家に着き、杏を部屋へと運ぶ。 杏は辛そうな顔をしていた。 俺は冷えピタを杏に貼って、熱が冷えるようにアイスノンを準備した。 榊が代わると言ってくれたが断った。 夜もいつものように杏のベッドで寝た。 時折、杏が寒くて震えてるときは杏を抱き締めて寒さを紛らわしてやろうとした。