天を衝く槍

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そんなことを思い出していたら、任務場所に着いたらしい。


先を行くシロさんとラガーが足を止め、キョロキョロして何かを探していた。


「おっかしーな…」


ラガーが端末を持って呟き、辺りを見渡す。


どうやらここらにあるウサギの巣が見当たらないらしい。


-----ガザッ


「!」


闇夜に響いた何かが擦れる音。


ラガーとシロさんがザッと腰を落とし、各々の武器に手を置く。


いつでも闘えるように。


「ヒィィイイイッッ!!!」


その一方で、私は無様に悲鳴を上げていた。


だって夜の任務とか初めてだし、ナニ今の!!?


すっごくびっくりしたし!!!


「―—んぐっ」


そして直ぐに、そんな私の開いた口を閉じたのは、ムッとした表情をしているシロさんの剣ダコができた手だった。


私の方が背が高いせいで、彼は腕を伸ばして私を睨んでいた。


「その体で女らしい悲鳴あげても全然可愛かねえ」


まるでそんなことを言っているような目で。


「……………………」


……ですよね。


直接言われてはないのだが、少しショックを受けた。