天を衝く槍



「で、よりによって何でお前らがプロヴァーレなんだ」


まるで、勘弁してくれよとでも言うようにラガーが言う。


「んー…流石にそれは僕も知らない」


困ったように目を伏せ、分からないというジェスチャーをした。


そして彼はジル達に目を向け、知ってる?と聞く。


「暗殺するのなら迅速かつ確実に」


珍しくジルが髪を耳に掛けた。


「そう考えるから弱いヤツよりも強いヤツを選んだんじゃねえの」


その様子をシロさんは目を閉じて聞いていた。


……まるで瞑想しているようd…。


ふと、ラガーを見てみると、彼はそれもそうかと言いたげに手を顎に当てていた。