天を衝く槍



「見ないと思ったら長期の任務か」


アルが納得したように手を打つ。


私はあれから自室に戻り、シャワーを浴びて服を繕ってもらうためアピスに行って、食堂に向かった。


因みにこれは余談だが、なんとなくさっきまで着ていた服を匂ってみると、撃沈し、こんな行動をとった自分を激しく呪った。


マジでなんであんなことしたんだろう、私。


なんて思いながら黄昏る。


「それよりさ、どう思う?あれ」


突然、アルが真剣な顔をして私を見、そして部屋の隅にある監視カメラを指して言う。


「あぁ……正直ね…」


「うん」


「電気代どんくらいかかるんだろ…」


アルがブハッと吹きだした。


「え ぇ!!?気になんのそこ!!?」


目の前に座っている彼女がズイッと身を乗り出す。


「イヤ、だって無くていいじゃん。カメラ」


「なんで?」


「なんで……って…」


そこで私は戸惑ったが、結局、アルにさっき自分が思ったことを率直に話すことにした。