天を衝く槍



《みんな揃ったら、ジューシローの復活パーティー開くから》


「ほんとか!!?」


まるで親子のようだ。


「コウガ、聞いた!!?パーティーするって!!!」


キラキラと、まるで少年のようにギルが目を輝かせて言う。


「もちろん」


子供みたいに無邪気に笑うギルが、今だけ今日の恐いギルを忘れさせた。


「善は急げだ!!!早く帰ろうぜ!!!」


「うん。ちょっと先行っててください」


首を傾げるギルに私は、すぐに追いつくからと付け足した。


「わ…分かった!!!ゆっくり行ってっからちゃんと追いつけよッ」


そう言って駆けていく。


その時、何故かギルは一瞬、怯えたような表情を見せた。