天を衝く槍



―—なんて自由人っっ!!!


ソンジュさんもギルもそう思ったに違いない。


だってそれを聞いて、私と同様に二人とも絶句してたから。


誰もしゃべらないのをよしとしたのか、シロさんはそのまま寝転んで寝てしまった。


「い…イヤ、何寝てんだよシロー。ここは感動の再会みたいな感じだろ」


ギルが若干焦ったように言う。


彼ももっとシロさんと話したかったのだろう。


私だってもっと喋りたかったし。


「やっぱソンジュさんが作ったロボだろ!!!」


《違うから!!!ちゃんとジューシローの声だったでしょ!!?》


「いや、分かんねえよ?最近の技術は日々進化してるからな」


《ナニその理由!!?》


そんなギルとソンジュさんの会話が聞こえる。


「…………………」


私はそれをBGMにふと、空を見た。


飛行機雲があったり、小さな雲があったり。


綺麗な青空だ。


―—私だって寂しかった分、もっとしゃべりたかった