天を衝く槍



私が目を開けた時、夕方だった。


端末で時刻を確認してみると、あれから4日経っていたことが分かった。


シロさんとヨースケの緊急治療はもう終わってて、ジルに二人の病室を教えてもらって行ってみたけど、二人とも起きてなかった。


ヨースケはフツーの一般病棟でシロさんは集中治療室にいた。


丁度、傍にいた看護師に聞くと、さっきヨースケが意識を失ったらしい。


ラガーほどじゃないけど、二人の体には管がたくさん繋いであった。


それがまるで命を繋ぎとめるもののように。


そう思うと、この場所がひどく怖くなった。


繋ぐべき命を繋ぐこともすれば、繋がなくてもいい命を無理矢理繋ぐ。


そんなことをするのも、彼らにとっては造作もないことなのだろう。


そんなことを考えて、それから私は何故か睡魔に襲われ、すぐに意識を失った。